三津浜の花火大会、会場である三津浜ふ頭近くでの観覧は初めてでした。子供たちが小さい頃は、旦那さんの会社があるマンションの屋上から何度か花火大会を楽しみましたが、まさかの子供たちが大きくなってから、しかも4人で仲良く行くなんて思ってもみませんでした。こんなに近くでとってもきれいな花火にうっとりです。
今年は長女が大学で上京したので、寂しいのかホッとしたのか少し変な気分です… なぜかというと長女の中高生時代の行動があまりに奔放で本当に悩まされていて、とにかく私とよくケンカになっていました。素直にやりたいことやっている長女と、それはあり得んと正当を言い張る私がバトルのです。今思えば私がイライラしてただけって思えます。たぶん近くにいると気になってしまうんでしょうね、本当に好き勝手にしてましたから。今は何してるか見えないから不思議なもんで全くイライラしなくなりました。長女が嫌いなわけじゃないんですよ、でもとにかく注意ばかりしてました。たぶん彼女の自由で何の躊躇もなく好きを貫く姿が羨ましかったんだと思います。その背景には、私は我慢してみんな(家族)の為にがんばっている、犠牲になっていると思い込んでいたんだと思います。
親の言うことを何でも素直にきく子が良いとは限りません。そんなつもりはないけれど、知らず知らずのうちに親の願望を押し付けていたり、期待し過ぎたりして… 自分自身がいろんなこと我慢して子供のためにって表面でやっていることは、実は子供の為じゃなく見栄もあると思う。プレッシャーを与え、子供の自由を奪い、壊れてしまう子供たちも多いんじゃないかなって感じます。もちろん親の思いと子供の思いが合致している親子関係もあるとは思いますけどね。
子供はどんな親でも愛しています、そして必要としてます。外で何か問題があっても、「待っていてくれる」・「信じていてくれる」・「許していてくれる」って感じれてる子は乗り越えられると思っています。家庭の価値観が子供の居場所があるのかないのかを決めているような気がしてなりません。
私自身が子育てに関して反省することばかりでした。長女のとことん素直な生き方と、次女の口唇顎裂を通して身体と心の痛みを嫌というほど間近で体験したことが、自分の考え方の破壊とリセットを何度もできたと思ってます。何が正解かはわかりませんが、私は子育てから家族や夫婦の在り方を学んでいます。
夏休みに帰ってた長女は金髪になっていて、少しやせていました。向こうに行ってからさらに思う存分楽しんでいるようで相変わらずの様子です。大学では軽音部のサークルにも入り、夏休み明けのライブに向けて地元のスタジオを借りて練習してました。幼少期から楽器が好きで、長女がいると家の中は常にいろんな楽曲が流れていたのですが、いなくなってからは静かになってしまいめちゃくちゃ寂しいです。あっという間に時間は過ぎていき大学のある住まいへ。
18年間過ごしてきたんですが、あっという間に高校も卒業してしまい大学生になってしまいました。もう「自己責任」ですから!大学も責任もって卒業してください、留年はありません。と常に伝えています。主人は娘たちにはデレデレの甘々ですが、適当な行動に対しては絶対に許しません。そこはしっかり締めてくれるので頼もしいです。でもここを微妙なラインですり抜ける長女は天然なのか計算しているかはわかりませんが笑えます。まぁ、子供を信じて、私は私で好きなことしていきます。このブログを読んでくださった方も、自分がどうしたいか、どうなりたいのか問いかけてみてください、他人は変えられませんよ。とにかく楽しんでくださいね。
また来年花火大会行けるかな…
HESUN ヘスン