いつでも変われるんじゃないでしょうか

次女の成長がうれしくて、可愛くてしょうがない毎日です。長女が進学で家を出てから一人娘のようになったからかな、ますます愛情を注いでしまう甘い親でございます。そして、子供のように甘えてしまいます笑

でもね、ただいま思春期真っ盛りなので、結構傷つく言動も浴びます。グサッときますが、不思議なことに親ばかなのかあまり気にならないんですよね。そういえば、30代、40代の頃に子育てしていた時の方がピリピリ、イライラしていました。理由は、私自身が我慢ばかりの日々を送っていて(そう思い込んでいた)夫との意思疎通もできていなかったし、長男の嫁という立場に押しつぶされていたように思います。ひどいストレスです、子供にも過度な英才教育をしてしまい、いやな思いをさせたこともありました。こんなのはただの親のエゴですよね。なんなんでしょう、必死になってました。

でもこんなの続くわけもありません、子供だって好きにしたいですもんね。小学校からは、長女の好きなこと、次女の好きなことをサポートしました。それでも、私自身は殺伐としていて毎日苦しいって思っていました。ただただ子育てを頑張ることで、もやもやした気持ちに蓋をしていました。

次女はね、とても小さく生まれてきてね、口唇には裂があり、歯茎に割れ目があったんです。検索をしてもらえればわかると思いますが、口周りは普通ではありません。産婦人科の定期検診でわかったんですが、自分でもお腹の子に何が起こっているのか理解できませんでした。先生から説明を受けたり自分でも調べたりしましたが、お腹の中で元気に動き回る子供がただただ愛おしくてね。実際に生まれてきて、顔を見て驚きとか困惑もなく、周りのみんなの反応の方にショックを受けることが多かったな。ずっと病院通いと、手術や矯正でいろんなことあったけど、いつも笑顔で次女はがんばってました。小6後半くらいから、だんだん「顔」に対する違和感を強く持ち始めたんですね。中学生になってその思いがパンって弾けてしまったんです。本当に辛かったです。私じゃなくて本人がね。

意を決して、中2の春に県外の大坂母子医療センターで鼻の修正術をしていただいたことがきっかけで、卒業する頃には人の目が気にならなくなったんですね。次女は人との距離を縮めることがとても苦手でした。じろじろ見られたくないという理由で、一定の距離範囲に近づいてこられることがとても嫌で、異常に敏感だったんですね。

ところが高校生になり、いろんなこと気にしてたことがどうでもよくなったらしいです。新しい環境、新しい友達、初めてのチアリーディング、たくさんの初めましてが、次女に新しい風を吹かせたようです。そして、やってみたいことはとことんやってみる、部活も勉強も遊びも、顔に対してでもです。いいこと、よくないことを選択してしまうこともはあるとは思いますが、これも経験しないとわからないこともありますし、避けられないこともあります。痛い思いをすることも、大事な経験というか成長につながると思ってます。家族としては、子供の意見、親の意見を言い合える関係性を持ち続けることを大切にしたいです。

実はね、私も40代最後の年に大大爆発しました。外食中に、人前で、泣き叫び吠えました。もう許せなかった、夫にも、そして自分自身にもね。この時は、夫に大激怒でしたが笑

今ならよくわかるけど、環境のせいにしたり、相手のせいにして、自分が不幸にさせられてると思ってたんですね。うーん、それはちがうよね。自由も楽しいことも、本当は自分次第でいつでも、いくらでもできるんです。さっさと誰も何もしてくれないことに早く気づけば良かったです。ぐちぐち言ってグズグズしていたら、そのまま歳を重ねていくだけですからね。自分が選んできたことが、そのまま結果として目の前に現れていることに早く気づけた方がラッキーです。

HESUN へスン

こんな記事も読まれています

ヘスン

1972年島根生まれ。愛媛・松山を中心に占い師として活動しています。詳しくはこちらから。ご相談やイベントのご依頼はこちらから。Instagramもやっています。

上部へスクロール