「あれ…? いつもある場所にない!!」
普段から毎日は使わないけれど、いざという時に無いと本当に困る大切なもの。いつもならカバンの中に入れて持ち歩いているのですが、その時に限って、なぜか「今日はカバンに入れて持ち歩きたくないな…」と思ったんです。
ちょっと急いでいたこともあり、「カバンから出して、どこかに大事にしまっておこう」と思い立ってサッとどこかへ収めた…という記憶だけを残し、そのまま1週間ほどが過ぎてしまいました。そして、いざそれが必要になった時。 カバンを開けて「あ、そういえばあの時どこかにしまったんだ」と思い出し、自分が思い当たる範囲(家や車のダッシュボードなど)を普通に探してみたものの、どうしても見つかりません。どこに入れたのかの記憶がすっぽり抜け落ちていたのです。
「それなら、花札にどこにあるか聞いてみよう」
そう思い立ち、私はカードを手に取りました。
占いを日常で使う上で、私が大事にしている「象意」
私は日頃から占いを使う上で、「象意(しょうい)」という概念を大切にしています。象意とは、世の中にある無数の具体的な物事や出来事を大まかにグループ分けし、少しだけ抽象化させたシンボルとして表現したものです。たとえば、九星なら9つ、八卦なら8つ、十二支なら12個のグループに分類されています。
占いの種類はさまざまですが、占いには必ずこうしたグループ分け(シンボル)が存在します。このグループは、人物像や物象、身体の部位、感情や行動といった基本要素はもちろん、恋愛、仕事、交渉、子育て、病気に至るまで、私たちの生活を取り巻くあらゆる場面や現象を表すことができるのです。だからこそ、この象意の構造が頭に入っていれば、どんな占いであっても目の前の出来事とリンクさせて読み解くことができます。
特に今回使った花札は、もともと賭博や勝負事、つまり「自分の運を測るためのカードゲーム」として親しまれてきた歴史があります。そう考えると、花札を使って運勢や物事の行方を占うというのは、実に理にかなっていると感じるのです。どこか潔く、今回のようなピンチの場面でもスパッとストレートに答えを伝えてくれる魅力があります。
立てた占的と、引いた1枚のカード
【占的】今、私がどこかにしまい込んで分からなくなったものはどこにありますか?
そう思って引いたのが、「藤の短冊札」でした。

1. 「藤」の札が持つ象意 花札の「藤」は、十二支でいうと「辰(たつ)」、九星気学でいうと「四緑木星(しろくもくせい)」になります。
最初、藤の札を見た時に「遠方」という言葉が頭に浮かび、「えっ、まさか遠いところへ…行っちゃった?」と一瞬思いましたが、自分の行動を振り返っても外で落とすようなものではありません。そこ(家の外)という意味ではないなと頭の中で消去しました。
そして、この札は「短冊札」です。 短冊がついて出ているということは、はっきりとここにあるよ!という太鼓判を押してくれているように感じました。
2. 「間取り」と「象意」を重ね合わせる
ただカードを読むだけでなく、自分の家の間取り(家の中心から見た方位)と、藤の札が持つ象意を重ね合わせていきます。
方位でいうと、東寄りの南、つまり「東南東」あたり。 そして象意を考えてみると、以下のようなキーワードが浮かびます。
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リラックス・整える・拡散・通信
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長いもの・伸縮性・糸(繊維)・植物
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香り・におい・空気・風
頭の中でこれらのキーワードを繋ぎ合わせたとき、「あ、2階の東南にある私の寝室だ」とピタリと重なりました。
2階の寝室へ。最後に行き着いた「香り」と「衣類」
さっそく、2階の東南にある私の部屋(寝室)へと向かいました。 その部屋に入ると、ベッドのほかに、鏡台と洋服を収納しているプラスチックケースが目に入ります。この2つは東南東に配置しています。
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鏡台: ネックレス(長いもの)があり、横には空気清浄機(空気・風)も置いている
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プラケース: 衣類(繊維)が入っており、一番上の段にはアロマ(香り)を置いている
「鏡台か、プラケースか…どちらも象意にぴったり当てはまるな」そう思い、こうなったらと両方をくまなく探してみることにしました。いろいろな象意が重なるなか、ふとプラケースの中に一段だけ空っぽにしてあった引き出しがあるのと思い出しました。ここかもしれないと、その引き出しをすっと開けてみると…
はい、ありました!!
あっさり、その引き出しの中に探していた大事なものがひっそりと収まっていたのです。自分の記憶からは完全に消え去っていましたが、花札はまさに直球で、 「東南東の、香りが置いてある衣服のケースの中にあるよ!」 と太鼓判を押して教えてくれていたのだと、「本当にそのまんまだ…」と思わずうなってしまいました。
あの時急いでいて、カバンから出したものを無意識にアロマの置いてあるケースの引き出しにパッと入れてしまったんだなと、後から自分の行動の辻褄もすべて合いました。
無数の物事をシンボル化させた「象意」を柔軟に読み解くことで、日常のピンチがすっきり解決する。占いの持つ本質的な面白さと奥深さを、改めて実感した出来事でした。
……いやー、そういえばこの札には「忘れっぽい」という意味もあったりして(笑)。自分のうっかりも含めて、見事に当てられてしまいました。
花札姐さん、本当に助かりました!
松山市の占い師 HESUN(ヘスン)








なめらかで優しい冷製スープ仕立てに、新鮮な魚介がきれいに寄り添っています。
新鮮な白身魚に、そら豆やなめらかなソースを合わせたカルパッチョ。上から散らされた鮮やかな緑色の仕掛けが綺麗で、目でも舌でも楽しめる一皿でした。
じっくり香ばしく焼き上げられた、贅沢な一匹丸ごとの川魚。頭から骨まで丸ごといただけて、お魚の旨味がぎゅっと詰まっていました。
艶やかな漆黒のイカスミパスタ。旨味がしっかり詰まっていて、フォークが進みます。
ズッキーニと、ツヤツヤで甘みのある新鮮なイカを合わせた一皿。見た目もすごく綺麗で、素材そのものの美味しさにさっそく感動してしまいました。
皮目がパリパリに焼かれた甘鯛に、アスパラガスを合わせたメインの魚料理。食感まで楽しい本当に美味しい一皿でした。
最後のデザートは、まろやかなほうじ茶アイスとビワの組み合わせ。お腹がいっぱいのはずなのに、ペロリと食べてしまいました。本当にごちそうさまでした。
