最近、鏡を見ると、自分の顔の印象がふにゃっとして下がってきたなと感じます。眉間にシワが入ってきたし、若い頃はキッと上がっていた目も、下がってきました。私は人と会って話すことが多いので、やっぱり印象よく見られたいんですよね。
日頃から自分の顔の印象や笑顔について、ずっと気になっていました。
今日、病院の待ち時間に院内の本棚を眺めていたら、ふと「顔グセの法則」というタイトルが目に飛び込んできたんです。気になって手に取ったのが、重田みゆきさんの著書『一瞬の出会いでチャンスをつかんでいる人の 顔グセの法則』でした。

『一瞬の出会いでチャンスをつかんでいる人の顔グセの法則』
ダイヤモンド社
2011年に出た、15年ほど前の本です。カバーがついていない本だったので、読み始めたときはどなたの本かわかりませんでした。読み進めていくと、「ホンマでっか!?TV」に出ていると書いてあって、「あ、あの人か!」と思い出したんです。さんまさんが司会の番組で見た、あの可愛らしい方でした。今は亜細亜大学の教授もされているそうです。
「顔グセ」とは、顔についてしまった癖のことです。本には「9割の人が実は笑顔で損している」という見出しがあります。せっかく能力や魅力があるのに、笑顔の癖のせいでチャンスを逃してしまうなんて、もったいないですよね。就職活動で不採用が続いていた学生さんが、思い切って重田さんのレッスンを受け、笑顔を変えたことで内定をもらった話など、重田さんご自身の体験も交えたエピソードが紹介されています。
いい笑顔のポイントは4つあります。簡単に書いておきますね。
1つ目は、目元が「月目」になっていること。眉毛を親指と人差し指でつまんで、眉頭から眉尻へ少しずつ動かしながらほぐすと、目を大きく開けやすくなるそうです。
「月目」、私にはハードルが高いです…。
2つ目は、頬がキュッと上がっていること。アンパンマンのように、鼻の横の頬がくっきり上がっているのがいいそうで、頬のコリをほぐす顔トレも本に載っています。
たしかに頬が上がっていると、若々しくて明るく見えますよね。
3つ目は、上の歯だけを見せること。言われてみれば、テレビで見かける芸能人の方や、ご自身を見せるお仕事をされている方はみなさんそうなんです。
ぜひチェックしてみてください。きっとみなさん日頃からトレーニングされているのでしょうね、本当に綺麗な歯の見せ方だなと思います。
4つ目は、笑顔が左右均等であること。片方の頬だけが上がってしまう人は、いつも決まった側で噛む癖が原因になっていることが多いそうです。意識して反対側でも噛む習慣をつけることがポイントですね。
私自身もかなり噛み癖があるのでなかなか難しいですが、意識して直していこうと思います。
私もこの顔トレを始めています。どれくらい効果が出るかはまだ分かりませんが、少しずつでも変化してくれたらなと思っています。単に笑顔をつくるだけでなく、無意識の「顔癖」を変えていくことで、笑顔が相手に与える良い印象はぐっと高まるのではないでしょうか。
今は美容整形も身近になって、顔を変えることが特別なことではなくなってきた印象があります。それを否定するつもりはまったくありません。ただ私は、その前に自分のクセに気づいて直す(トレーニングする)という選択肢もありかなと思います。
以前、徳島の阿波おどり会館で踊り体験をした際、踊り手の方が「楽しいから自然と笑顔になるんですよ」とお話しされていたのを思い出しました。その言葉に、すごく納得感があったんです。
日々の忙しさに追われたり、誰かのために頑張りすぎて自分の「楽しい」を後回しにしてしまったりすること、ありますよね。本当によく分かります。それって結局、自然と笑顔になるきっかけを逃してしまっているのだと思います。そしてその蓄積が表情に出て、知らず知らずのうちに不機嫌そうな顔になってしまうのかもしれません。
だからこそ、重田さんの本にあるように、意識して顔癖を整えたり笑顔のトレーニングをしたりすることは、心に「楽しい」を感じやすくするためのスイッチのようなものなのだと感じます。
自分自身の内面や性格を急に変えるのは難しくても、日常の意識を少し変えることで、第一印象は随分変ると思っています。気になる方はぜひ一度、読んでみてくださいね。
HESUN ヘスン
