「家を建てる・買う」の前に知っておきたい。一生を左右する「土地選び」の本当の大事さ

家を買う、家を建てるということは、賃貸とは重みがまったく違います。 賃貸なら何かあっても引っ越せば済みますが、ローンを組んで持ち家を持つということは、そこに一生住むということです。

だからこそ「この家で大丈夫かな」と不安になり、占いを頼ってくださるお客様がいらっしゃるんだと思います。もちろん、占いで吉凶はお調べします。 でも、そんな大きな決断をしようとしている方に、私はまず、占い以前の、とても大切で当たり前のことをお話ししています。それが、家を選ぶ前に、まずは土地を慎重に選びましょうということです。

服と場所のバランスと同じ

風水や家相、地相と聞くと難しく感じますが、元々は「安全に生き残るための生活の知恵」です。たとえば、どれだけ最高品質で素晴らしい「真冬用の高級ダウンジャケット」を持っていても、それを着て真夏の砂漠に立たされたら、熱中症になって命の危険にさらされますよね。逆に、どれだけオシャレな「最新の水着」を着ていても、マイナス数十度の極寒の雪山に行ったら、寒さで凍えて死んでしまいます。

家もまったく同じです。 どんなに立派で素敵なお家を建てたとしても、土台となる「土地(環境)」が良くないと、安心して快適に長く暮らすことはできません。

土地選びを間違えると、どうなるか

土地の選定を誤ってしまうと、住んでいる人に悪影響を及ぼすことがよくあります。引っ越してすぐに現象が出る場合もありますが、毎日寝泊まりする場所だからこそ、その土地の「癖」がじわじわと住んでいる人たちに影響を与えていきます。パターンはいろんなありますが、病気になってしまったり、仕事がうまくいかなくなったり、引きこもったり、離婚、ローンが払えなくなる、結局その家に住めなくなってしまう…というケースもよく聞く話です。

自分たちの目と足で、慎重に調べる

不動産屋さんの存在はもちろん大事です。ですが、言われたことをそのまま鵜呑みにするのではなく、自分たちでしっかり調べることが欠かせません。

・土地の歴史や過去を調べる:ネットや市役所などで、ハザードマップを見たり「昔そこがどんな土地だったのか」を調べてみる。

・現地を歩いて安全を確認する:雨の日に行ってみて土地の水はけを見る。また、隣の建物の高さや立ち位置によって、十分な日当たりや風通しが確保できるか。近くに川や用水路、崩れそうな山の斜面など、大雨や災害のときに危険となりそうな場所がないかをチェックします。

・周りに「どんな人たち」が住んでいるか見る:土地には、不思議とその土地の癖に似たような人たちが集まってきます。 周りの住人たちがどんな雰囲気で、どんな生活をしているかを見ることは、「未来の自分たちの姿」を見ているのと同じです。

家や土地を買うということは、普段の買い物とは違います。何度も買い直したり、やり直したりできるものではありません。自分自身のため、そして大切な家族のために、どうか安易に決めず、心から納得できるまで慎重に見極めてください。

土地にはそれぞれの歴史や癖があり、住む人はその影響を少なからず受けていきます。だからこそ、まずは土地の重要性に気づき、自分の目と足で確かめること。土台となる土地さえ良ければ、そこに建つ家も自ずと「いい家」が建ちます。後悔のない家づくりのために、まずは「土地選び」という一番大切な原点から、じっくりと考えてみてくださいね。

松山市の占い師 HESUN ヘスン