私には2人の子供がいます。2人はそれぞれ違う性質がたくさんあります。
長女は自由人で、自分がやりたいことをします。ものごとを決めるときは、必ず自分中心す。LINEも、携帯も、自分の大事な用事のとき、今すぐ反応が欲しいときだけ送ってきます。相手に(私に)送るということは意見を求めているのではなく、「お願い事をすぐして欲しい」、「いいね!」、「かわいいね」、「やるじゃん」と肯定だけを求めてきます。
こちらが用があるときなんて、反応は遅いし、なかなか見てくれません。結構腹立ちます!でもここまで徹底されると、半ば諦めてしまうというか、そういうもんだと思ってしまいます。
次女は慎重で正義感が強い子です。人目が気になり、控えめです。ぱっと見は近寄りがたく見えますが、お友達になればすごく信頼され頼られます。口唇顎裂のせいで、人と目を合わせて話すのが苦手らしく、初めての人、あまり交流がない人、異性は特に直視されたくないそうです。なので、至近距離だとサッと逃げていきます。(携帯も覗かれている感じがするそうです)
人を思いやる優しい面もありますが、神経質なところもあるのでピリピリしたり攻撃的な一面も見せたりします。
人はそれぞれ、生まれた場所や環境、性別、兄弟姉妹の構成や体の特徴など、いろんなことが重なりあって性格といういうか、その人自身が偏りやすい傾向が生まれると思ってます。誕生日だけで判断するのはちょっと無理がある気がしてて、どこに住んでいて、どんな場にいることが多いのか、どんな人たちに囲まれているのかをしっかり観察しないといけないなぁと思います。自分自身を客観的に見れる練習にもなります。
簡単ではありますが、子供の性質を縦軸横軸で表してみました。
自分軸で心地良く過ごしている長女は、比較的いつも楽しそうです。そして、未知なことが大好き。とりあえずやってみようって感じです。わかりやすい性格で、面白そうかそうでないかで、ものごと判断してる気がする。他者からすると、フワフワしていて自己中だから無責任とか自分勝手に思われやすいです。
次女は自分が経験したことから判断する傾向があって、失敗したくないとか、人目が気になるとかが強いです。だから躓きやすかったり、神経質になったりして疲れちゃったり苦しくなるのかなと思います。自分の障害で苦しんできたのもあって、よく気が付きます。だから困った人の気持ちが分かったり、その人の為に助けようと動いてくれる優しい面もあります。
性質やものごとの捉え方って、それぞれの環境や背景があっての結果だと思います。
その人にとって今がどういう時期か、今いる場が合っているのか合ってないのかもあるので、こういう性格だからいいとか悪いとかって区別する必要もないと思ってます。悩んでどうしていいかわからなくなるより、自分自身をよく観察してみて、じゃあどうしようかと考えることや、そこから実際に行動に移していくことも大事だと思ってます。
Hesun ヘスン