娘が塾から帰ってきて、ちょっと暗い雰囲気。私に何か言うわけでもなく、その哀愁漂う背中が「何かあったな」と感じさせます。「どうしたん?」、「別に」、「そんな訳ないよね」、「もう何でも言ってやー、心に溜めたらいかんわ」、お節介母さん炸裂。こんな接し方良くないのかなぁ、そっとしておく方がいいのかなぁと私もいろいろ迷うところですが、今の私の考えとしてはこの子には友達のように接するように心がけています。「嫌ならいいし、でもいつでも聞くよ」、なんてやり取りして、おどけたり、笑わかせたりします。アホな母さんです。なんの解決にもなってないけど、娘の顔がゆるむ瞬間が私としては安心します笑。
とにかく緊張をほぐしてやりたいので、冷たくされても笑、くじけません。こんな雰囲気が娘にとってはいいみたいで、ポロっと心の内を話してくれることが多いのです。
「普段通りにやったのに、
今回は定期テストで思うように結果が出なくて落ち込んでいたのです。そんな自分を責めたり、かっこ悪いと無意識に思ってしまう娘。学校のみんなによくみられていたいという思いが自分を縛りつけているように見えます。
私はいつも言うんです、「そんなことであなたの全てが決まるわけじゃないよ」、「自分にとって辛いなって思う経験こそがあなたを成長させるし、じゃあ次どうしていこうって試行錯誤のチャンスだよ」、「もっとたくさん悔しい思いをしなさい、母さんなんか失敗だらけだよ~」って。
この言葉を、どう受け止めるかはその人次第だけど、いつかこの経験が「何でこんなことで悩んでたんだろう」って思える日がくることを知っているからこそ伝えていきたいと思います。そしてそれは、自分自身にも言えることだからって。
HESUN へスン