おいしいみかんが食べたくて、おひさま市に行ってきました。

おひさま市は、JAえひめ中央の直売所で、松山駅の近くにあります。地元の生産者さんの果物や野菜をはじめ、鮮魚、精肉、お惣菜、お菓子など品揃えが豊富で、市内でも最大級の広さです。朝だけでなく1日に何度も商品が運び込まれるので、いつ行っても新鮮なものが並んでいます。とても人気のあるお店なんですよね。
この日は、美味しいみかんをゲットをするために行きました。
時々、今日はこれを買おうかなと思っていた食べ物の生産者さんに出会うことがあります。ちょうど納品に来られているところに、たまたま居合わせるんです。
そんなときは、必ず話しかけることにしています。納品したてはいちばんフレッシュですし、少しお話を伺うだけで、その方の人柄が見えてきます。話が弾めば、やっぱり買いたくなりますよね。話しかけた時点で、もう買う気満々なんでしょうね。もちろん、商品を見て、ちょっと違うかなと思ったときは、ひと言ふた言お話しして、そっとその場を離れます。
この日は閉店の1時間ほど前で、人はそれほど多くありませんでした。売り場には、この早生みかんを納品に来られたお父さん(生産者さん)がいらっしゃいました。
袋には「厳選」のシールが貼ってありました。温州みかんで、厳選のシールが付いているものは、このお店では私はあまり見たことがありません。
購入後に1個量ってみたところ、60グラムでした。袋の中のみかんは、60〜70グラムくらいの小粒で、それが7~8個入って800円です。このお店には長年通っていますが、温州みかん1袋でこのお値段は、見たことがありませんでした。ほかの生産者さんの中にはあったのかもしれませんが、少なくとも私の経験の中では初めてで、驚きました。

お父さんのお話をいろいろ伺ったのですが、ブログを書いている今は、細かいところを忘れてしまいました。すみません~。
ただ、ご自分のみかんに自信があることは、とても伝わってきました。この生産者さんのところでは、この温州みかんがもう最後だそうです。甘みだけではなく、ほんのり酸味があって、ものすごく美味しいよ、と話してくださいました。自信があるからこそ、こういう地元の直売所でも、このお値段で出しているのかなと思います。

すると、袋をひとつ開けて、「食べてみて!」と試食させてくださいました。
「うわ~甘くておいしい」とついニンマリです。ただ甘いだけではなく、程よい酸味もあって、本当に美味しかったです。小ぶりで、皮がむきやすいのも、このみかんのいいところです。
そのうち、お客さんが集まってきて、みかんの試食会が始まりました。閉店ギリギリまで、本当に楽しい時間でした。お父さんの話しやすさと、このやりとりに、気がついたら5袋も買っちゃいました。
この日が最後と聞いているので、売り場に残っているかは分かりませんが、もし、おひさま市で「厳選」のシールが付いた、小粒の早生みかんを800円で見かけたら、早めにゲットしてくださいね。
お父さんには、みかんのこともいろいろ教えていただきました。
みかんの皮にある、ニキビ跡のような小さなへこみ。あれは、育つ間に枝にこすれたり、ちょっとしたことでついてしまう傷だそうです。収穫したあと、箱やコンテナに置いている間に、ヘタが当たって傷になることもあるのだとか。
こうした傷は、味には関係ないそうです。ただ、そこから傷みやすくなって、カビの原因になるのだとか。だから、買ってきたら、すぐにナイロンの袋から出して、凹みや傷があるものから先に食べるのがいいそうです。みかん同士をあまりくっつけず、できれば新聞紙などの上に置いて保管するのがいいよと教えていただきました。
お父さんからは、みかん作りの悩みも聞きました。写真も見せてくださってね、カラスが食い荒らすそうで、動物による被害にも悩んでいる、というお話が印象的でした。
作物を育てるというのは、本当に時間と工程と手間のかかる仕事です。そのうえ、カラスのような動物の被害とも向き合わなければなりません。
値段を見て、つい「高いな」と口にしてしまうことがありますが、作り手の方々の苦労を思えば、それだけでは片づけられないなと感じます。もちろん、買う側にも、それぞれのお財布事情や、家庭ごとの基準があります。値段の良し悪しを言いたいわけではありません。ただ、作ってくださっている方々への感謝は、忘れずにいたいと思うんです。
食べ物を粗末にしてはいけない。目の前にある食べ物を、ありがたくいただかなければと、改めて思いました。
またお父さんに会いたいな、と思っています。ありがとうございました。
お店の公式サイトはこちらです。
→ おひさま市
HESUN ヘスン
