花札占いで娘のペアを予想
14日間の海外研修が間近になってきました。その期間は、2人1組でホストファミリーのお家に振り分けられ、そこから研修場所へ通います。
ここはやっぱり花札占いで占ってみることにしました!さて、
占った日は8月20日です。8月は申月(さるつき)、20日は辰日(たつび)に当たります。
花札占いでは、こうした年や月や日が持つエネルギーを大切にして、占いの結果を導き出します。今回の占いは、今年の特定の月に限ったものなので、花札で占ったその月と日だけを採用しています。大きな事柄の場合は、年・月・日を採用し総合的に見ますが、今回は特定の時期に焦点を当てた占いのため、日と月に注目して占いました。
占いでは年や月の十二支も重要ですが、特にその日に対応する十二支を重視します。なぜなら、この日ごとの十二支が示す偶然性が、その日の占いに深い意味を与えるため、大事に考えます。
と言われましても…
「8月が申月?」「20日が辰日?」と疑問に思うかもしれませんが、これは干支という古代の暦に基づく考え方です。少し説明しますね。
干支と五行を使った花札占いの基本
干支(かんし)とは、年や月、日、さらには時間の流れを表すために古代中国で生まれた記号です。干支は天干(てんかん)と地支(ちし)の2つの要素でできています。
地支とは、時間の流れや方位を表す12のシンボルを表し十二支と呼ばれます。十二支は、「子(ね)」「丑(うし)」「寅(とら)」~という言葉と順で表され、動物の名前が使われていますが、これらは本来、時間や空間のエネルギーを表すためのものです。
花札占いでは、占った日の十二支(たとえば「辰」)を見て、引いた花札にどんな影響を与えるかを考えます。
支合や対中、五行といった考え方を基にして、その日の勢いや流れを占います。支合は互いに助け合う関係、対中は反発し合う関係を表し、五行は自然界のエネルギーのバランスを示します。
どうして8月が「申月」、20日が「辰日」と呼ばれるの?
1年には12か月があり、十二支は1年間を12の区間に分けサイクルしています。そして次のようにそれぞれに名前を付けています。
- 1月は「丑(うし)」
- 5月は「辰(たつ)」
- 8月は「申(さる)」
このように、8月は「申」に当たるため、8月のことを「申月」と呼びます。
同じように日ごとにも使われています。日にちに対応する十二支は、12日で1周するサイクルです。1日目が「子」、2日目が「丑」、3日目が「寅」という風に、12日で一巡して、また次の「子」に戻ります。このサイクルは月が変わってもリセットされることなく、次々と続いていきます。
十二支と花札にはそれぞれ五行(木、火、土、金、水)があり、五行の相互作用を考えることで、エネルギーの流れや影響を読み解くのです。
花札占いでは、質問に対して絵柄から連想されるイメージをもとに答えを導き出したり、仕組みを使って流れやリズムを判断します。
支合と対中
支合は、物事がスムーズに進む「協力関係」「固定「安定感」を表します。この支合の関係を知ることで、以下のようなことがわかります。
- 良いタイミングを知る: 例えば、支合関係が強い日や方位を選ぶことで、仕事や恋愛などで順調に進展が期待できます。支合の時期や方位は、協力が得られたり、問題が解決しやすくなるというサインです。
- 重要な決断に良い日を見つける: 物事を始める時期や、結婚、契約など、重要な行動を支合の日や方位に合わせると、運が味方してくれやすいです。
支合(しごう)◎
・子(ね)と丑(うし)
・寅(とら)と亥(い)
・卯(う)と戌(いぬ)
・辰(たつ)と酉(とり)
・巳(み)と申(さる)
・午(うま)と未(ひつじ)
対中は、正反対のエネルギーがぶつかる「緊張関係」「壊される」「問題がある」を表します。対中を知ることで、以下のことがわかります。
- 注意すべき時期や方位がわかる: 対中の関係が強い時期や方位は、トラブルや障害が生じやすいです。この時期に大きな決断や行動を取るのは避けた方がよいでしょう。
- チャレンジの時期として活用できる: ただし、対中をうまく活用すれば、大きな変化や転機を迎える時期でもあります。対中の時期に注意深く行動すると、大きな成長のチャンスを掴むこともあります。
対中(たいちゅう)✖
・子(ね)と午(うま)
・丑(うし)と未(ひつじ)
・寅(とら)と申(さる)
・卯(う)と酉(とり)
・辰(たつ)と戌(いぬ)
・巳(み)と亥(い)
このように、支合は調和や協力、対中は対立や試練を示すため、どちらも運勢の判断において重要な要素となります。
これらを踏まえてみましょう。
8月20日(申月辰日)
占的:ペアになる可能性の高い人は誰?
Aちゃん 桜の短冊 (卯)よくしゃべる明るい子、やせ型
Bちゃん 藤の短冊(辰)目がクリっとしたふんわりした子
Cちゃん 菊の短冊(酉)とにかく頑張り屋さん
花札と十二支と方位の関係
松(1月):丑(うし)/北東
梅(2月):寅(とら)/東北東
桜(3月):卯(う)/東
藤(4月):辰(たつ)/東南東
菖蒲(5月):巳(み)/南東
牡丹(6月):午(うま)/南
萩(7月):未(ひつじ)/南南西
芒(すすき)(8月):申(さる)/南西
菊(9月):酉(とり)/西
紅葉(10月):戌(いぬ)/西北西
柳(11月):亥(い)/北北西
桐(12月):子(ね)/北
花札は12種類あり、1種類ごとに4つの絵柄で構成されています。 その中の2枚は「光札」や「短冊札」と呼ばれ、活動的で動きのある絵柄です。もう2枚は「素札」と呼ばれ、地味で静かな絵柄が描かれています。
辰の日に占っているので、それぞれの花札の十二支と辰(日)が支合しているものがあるかを探します。
なんと!Cちゃんの菊の短冊が酉です。
上記の支合のところを見て頂ければわかると思いますが、辰と酉は支合しています。結び付きが強く、辰から1番エネルギーをもらえています。
ほかの2人の札も悪くはないですが、支合はしてはいませんでした。
よくみるとみんな短冊が付いてますね、元気で活発なイメージが伝わります。まるで「私よ!」と主張しているようにも見えます。
そして対中になっている子もいなかったので、仲良しグループであることも表してると思いました。
ということで、Cちゃんになると予想してました。
結果は?いかに!
パチパチパチ👏大正解でした。
ところで、花札を引いたときの娘の気持ちは?という問いに「桐の素札」、出ましたがどういうこと?
桐にもいろいろな意味はありますが、十二支で表すと「子」です。
季節で言うと12月。寒い、暗い、隠れる、はっきりしない、混じりあう、固まってないなどなど。
あんまり明るい感じがしないですね。本人に聞いてみたところ、「誰でもいい」…と。
何だよ、それ…
はっきりしないことにもやもやしてたのか。桐の札はミステリアスです。
HESUN へスン