雨は降るのか?さていかに!~花札占い

これまで、私は何度も「天気占」をしてきました。けれど、花札占いで「晴れますか?」とか、「雨が降りますか?」という問いかけに、当たるときと、そうでないときがあり、微妙な感じがしています。

花札占いは、もともと賭け事にも使われていた背景があるためか、瞬間的なここぞ!という未来を読み取るのが得意です。また、人の感情を読み取る力にも優れています。だから、天気そのものを直接占うよりも、その場面での当事者の気持ちを占った方が、当たるんじゃないかなと思い、データを集めているところです。

たとえば、
・この30分だけ、雨が降らずにいてほしい!
・この時間だけ、雨が降ってほしい!
・晴れてほしいとは言わないけど、洗濯物を外に干しても大丈夫かな…?
・自転車通学だけど、カッパを着るか着ないか迷う。できれば着たくない(脱ぎ着がめんどうだし)、でも急に雨が強く降ったら、びしょ濡れになっちゃうしな…。
・野外に出かけるときやイベントがあるとき、雨が降りそうで降らなさそうなとき、実際に行ってみたらどうなるんだろう?

「晴れてほしいな」「降らないでほしい」「逆に、雨が降ってほしい」そんなふうに、天気への願いはその場その場で変わります。正直なところ、一般的には天気予報で十分だし、明らかに「晴れる・降る」と分かっているときに、わざわざ占う必要はありません。でも、「今、この時間だけ」「間に合って欲しい」という、願いは誰にでも大なり小なりあると思います。

まぁ、あまり深く考えず楽しく試してみますね。

今朝、子どもが学校に行くとき、外は降りそうで降らなさそうな、どんよりとした空模様。降水確率は40%です。雨で濡れるのは嫌だし、できればカッパも着たくない。あれこれ考えているうちに、気づけばもう出かける時間になっていました。そこで、急いで花札を1枚引いてもらいました。

占的は、「カッパなしで自転車通学した場合、学校に着いたときの気持ちは?」

そして、引いた札は…さて、どうだったでしょうか?

→出た札「菖蒲(しょうぶ)の素札」
予想:大丈夫だった。気持ちを表には出さなかったけれど、心の中できっと、「やったー!」くらいの嬉しい気持ちだったんじゃないかなと思いました。

菖蒲には、興奮や情熱といった高揚感を表す意味があります。静的な札のため、心の中で静かに嬉しさを感じていると思いました。そのため、気分が上がっている様子もうかがえ、雨に降られることはなかったのではないかと予想しました。

結果:ほんの少し、霧雨のような雨はあったそうですが、雨に濡れたという感覚はなかったそうです。それよりも、雨に降られる前に猛スピードで自転車をこいで学校へ向かったとのことです。学校に着いた瞬間、「暑いーーーー!」と思ったそうです。

菖蒲には、熱中や追いかけるといった激しさも意味としてあります。今回引いた札は、猛スピードで走ったことや、着いたときの暑さという気持ちを表していたようです。結局、雨に降られることはなかったのですが…。「なんじゃそれ⁈」と思わず笑ってしまいました。

HESUN ヘスン

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ヘスン

1972年島根生まれ。愛媛・松山を中心に占い師として活動しています。詳しくはこちらから。ご相談やイベントのご依頼はこちらから。Instagramもやっています。

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