「HOW?」…「どうやったら?」と「WHY?」…「なんで?」の違い

あなたが何か問題にぶつかったとます。例えば、仲の良いお友達から無視をされたとしますね。
突然のことで驚くかもしれませんが…もしもこの状況になったときどんな気持ちになるでしょうか?

①問題解決のためにどうしたら(行動すれば)解決するか考える。「HOW?」

②問題解決のためになぜこんなことが起こったのか理由探しを始める。「WHY?」

 

わかりやすくするために、縦軸横軸を使って考えてみましょう。毎日が1日1日過ぎるように季節が循環するように時計回りで考えますね。

①問題解決のためにどうしたら(行動すれば)解決するか考える。「HOW?」の場合だと、起こった出来事に対して実際にどのようにして行動すればよいかで即動きます。あまり後先考えずに取り組めるので勢いがありますよね。自分でエネルギーを創り出せるからフットワークも軽いです。縦軸横軸でみると、南に向かっていて明るい方へ、つまりはっきりさせる力、白黒つける方向性です。良い結果を得るという意味だけではなくて、「わかる」という視認性です。わかるからスッキリしません⁈

南は夏を表し真上です。上から見下ろす、上から目線ということにもなりますが、上からでないと視野は広がりません。花札でいうと「牡丹の札」ですね。何かが起こったときは、はっきりさせようする力や攻める力は重要です。図で言うと、発展性があると考えます。自分が主体となってるので他人を考えてとか、気持ちをくみ取るというより自分がどうしたいかで動けます。

②問題解決のためになぜこんなことが起こったのか理由探しを始める。「WHY?」の場合だと、起こった出来事に対して理由や原因を考え始めます。「どうやったら?(解決する?)」という行動ではなく、自分の気持ちを落ち着かせたり自分を守るという思考です。そして過去にあった出来事を引っ張り出してきて、問題の原因と結び付けようとします。縦軸横軸でみると、北に向かっていて暗く曖昧な状況になっていきます。はっきりさせるのではなく、余計に「わからなくなる」という収束方向です。

北は冬を表し真下です。下に落ちる、暗闇、カオスを連想させます。花札でいうと「桐の札」です。問題起こったときは、誰かのせいにしたり、過去のトラウマを持ち出してきてどんどん頭の中が飽和状態になっていきます。そうすると、もう何も考えられない、身動きとれなくなってきます。追いつめられると、誰かにわかってもらいたい!という分化意識が強烈に働き始めます。これは「わかる」という視認性ではなく、「わかってもらおうとする」一方的で極端な行動にも見えます。

こういった場合は寂しさからだったり、今まで積み上げてきたものをぶっ壊さなければならなかったり、プライドを完全に捨て去るべきフェーズだと認めることだと思います。このフェーズは誰しも必ず大なり小なりやってくると思うんです。逆戻りして前に進むのを拒んだとしても、素直に生きてないのであればいつか強制終了きます。それが、病気なのか事故なのかお金のトラブルなのか裁判沙汰なのか別れなのか、いろんな形で私達の前に現れてきます。

とても重い話になりましたが、結構このような現象が起こっている方が多いなと思います。という私もそうでしたが。今でもまだよく起こります。ただ今は、自分が収束方向にいるなと気付けるようになったことがまだ救いです。「わかる」と解決の方向性に転換していけるからです

どうしても図で言う右側のフェーズによくいる方は、変わるには「時間がかかる」ということです。一向に変わらない現状や自分の思考癖は変化しにくいものです。なので、

・焦らないこと
・投げやりにならないこと
・諦めないこと

とりあえずこの3つを忘れないで欲しいです!そして私自身にも言っています。一人ではなかなか難しいと思います、良かったら私のブログやInstagramで、少しでもお役に立てればと思っています。

 

HESUN ヘスン

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ヘスン

1972年島根生まれ。愛媛・松山を中心に占い師として活動しています。詳しくはこちらから。ご相談やイベントのご依頼はこちらから。Instagramもやっています。

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