今日は、夫と2人で私の故郷へお墓参りに来てます。ここ最近は妹と行ってたので、夫と一緒に行くのは2年ぶりです。
久しぶりだったので、本当は気持ちよく出かけたかったんですが、今年はまぁ…夫婦間でいろいろありましてね。とくに私自身、原因不明のイライラがずっとずっと続いていて…。
正直なところ、ここに来るまでに何度も心が揺れ動きました。行くのをやめようかと何度も考えたし、宿泊のキャンセルをしかけたことも本当に何度もありました。
でも、いざ今日という日を迎えて、実家のお墓を掃除したり、お線香をあげて夫と2人で手を合わせたときは「来てよかったな」と、素直にそう思えました。
夫婦の間ですれ違いや行き違いが多く、何とも言えない怒りや憎しみが湧いたと思えば、「どうでもいいわ」という脱力感にみまわれたりと、感情がぐるぐるしてました。
でも何か違うんだよなって、言い合いになったあとほど、夫の言葉と向き合うようにしました。この気持ちの根っこは、なんなんだろうと。
「もっと自分に素直に生きたい」、ちゃんとしなきゃにとらわれすぎて、気持ちにふたをしてきたなと思いました。
たぶん、結婚してずっと…。
長男の嫁、親の面倒、家事全般、子供のこと、町内会、子供会… 書き出せばきりがなく無限にやることがある。私だって限界がある。
ちょっと言っていいです?
「なんでそれが当たり前なんだよ!!」
そう言える関係性なら、どれだけよかっただろうって思うことがあります。でも、家庭にはそれぞれの事情がありますよね。だから、そんなに簡単に割り切れることばかりじゃないし、通らないこともたくさんあります。
それでも、「我慢し続けることが美徳」みたいな空気は、時代はもう終わりでいいと思います。
まぁ、今日はお墓参りも無事にできて、親族とも顔を合わせて、ゆっくりご飯を食べながらいろんな話ができたことは、素直に嬉しかったです。道中の景色も最高だったしね。
毎日が課題だらけだけど、「切り替えること」「バランスの取れた関係性」「修復できること」「続いていくこと」こうしたことを、日々の暮らしの中で大切にしていきたいと、改めて思いました。
相手にばかり求めるのではなく、分かり合おうとする努力も、自分にできることのひとつですね。
簡単なことではないけれど、少しずつでも意識していくことで、きっと何かが変わっていく、そんな気がしています。
私もまだまだ未熟です。まあ、ぼちぼち成長していきます…。
HESUN ヘスン