花札占い「メルカリで占ってみた」

去年の今頃ですが、家には二人の受験生がいたので日々追われているような毎日でした。体調管理やスケジュール確認、塾だの模試だの、各申し込みや申請の手続き、受験先の決定や日程調整など毎日やること考えることが多くてあっという間でした。ときが過ぎるのは本当に早いですね。

イベントで学生さんや受験生ご本人様がご相談にいらしたときは、自分の子供のような気持ちで悩みを聞いてしまいます。みなさんいろんな思いで試行錯誤して学校生活や受験にむかっています。受験生はなにより本番が大事です、体調には十分気を付けて頑張ってください!

長女が高校生のときですが受験勉強をする際に、塾からのおススメ参考書や過去問をたくさんこなさなければならなくて、いつもメルカリを使って購入や出品をしていました。必要なくなったものは出品もします。かなりの量を買って勉強するので、確かに試験のために一時的に使うものですから、各自が商品の状態や金額にあったものを選択して購入、出品するにはとても便利です。

その頃よく花札を使って購入しようと思った商品の状態や出品者について占ってどうするかを決めたり、自分が出品するときはタイミングや金額設定などを占っていました。花札占いを勉強したての頃は読み解きがうまくいかないこともありましたが、徐々にデータも集まり、まだまだ実践経過中ですがいろんな角度から観察しています。

今は次女の参考書や問題集を購入してまして、今回英検の問題集を買わなければならないタイミングあり、面白いのでどうなるか予想と結果を占って検証しブログに残したいと思いました。

ここ最近は旦那さんのメルカリのポイントがたまっているのもあって、出品者の指定をして問題集の購入をお願いしました。ちょっと意外な展開になったので、花札に込められたメッセージの奥深さに驚いています。

実は私がお願いした出品者からではなく、主人は私からの連絡後に改めて問題集を検索して、より安く新品同様のものを違う出品者から購入していました。(後でわかったのですが、私が検索していたときは出てなかったんです)

 

[私が購入しようと思った商品の詳細]
英検の問題集。出品者の商品説明欄には、本のタイトルと著者と定価。「ほぼ使用してなく本棚に入れておいたので多少のスレあり。CD未開封で、本に折り目や書き込み無し」、商品状態は「新品、未使用」と記載されていました。本当はもっと安くて新品同様のもは何点かありましたがすでに売れていて、「うー、残念」と思いながら今回の出品者を選びました。

[主人が購入した商品の詳細]
出品者の商品説明欄には、本のタイトルと著者と定価。「書き込み等ありません」、商品状態は「目立った傷や汚れなし」と記載されていました。金額は私より390円安かったです。


花札占い マリオ花札使用
花札は12種類のカードがありそれぞれを十二支に対応させています。例えば1月の札である松は1月の十二支である「丑(うし)」に対応しています。そして12枚×4フェーズという仕組みを使って占います。さらに「派手な札」と「地味な札」を「動的」と「静的」とか、「外側」と「内側」といった具合にさらに二種類に分けています。
キャラクターの花札を使用する場合は、その登場キャラの意味合いも強く出てきます。

 

それでは今回のことについてさっそく占ってみました!

占的①:この問題集の劣化状態は?⇒この時点では私が決めた出品者からの購入していると思って占っています。

出た花札:松の素札(カードの左下に松と同色のカメックが鼻から上部だけを出して右上を向いています)


松にはとどまる・動きが鈍い・蓄積などという意味があります。しかも素札なのでおとなしい・静的な状態を意味しているものです。イメージしてみて、本棚に入れっぱなしか、積み上げた本にそのままとか、引き出しに入れていたようにな連想ができます。なので買ってそんなに使いもせず放置していた様子がうかがえるので劣化状態は低いとみました。つまりまあまあ状態は良いのではないかと。

松は十二支で丑(うし)を表します。丑は蓄積という意味もありエネルギーが溜まっていく様子が想像できます。ガソリンが満タンになったような、さあこれから動き出す準備はできてるぞ!というパワーがあるイメージです。なのでこの問題集は次女にとって力を付けてくれるパートナーような存在になりそうだなって思いました。

今回はマリオ花札を使ったのでキャラクターにも大きな意味合いが出てきます。ここでは魔法使いであり預言者のカメックが登場しており、様々な魔法や知略で戦う上級兵士という設定です。ただマリオでは、敵キャラで悪役クッパの側近的存在にあたります。絵柄を見ると、顔の一部しか出ておらず松と同色の黒になっています(カメックは黄色い顔に青い衣装です)。この問題集を使いこなすにはやや大変そうにもみえました。極めるには時間はかかりそうですね。

占的②:この問題集を受け取った後の気持ちは?⇒この時点では私が決めた出品者からの購入していると思って占っています。

出た花札:牡丹の素札(カードの左下にスーパーキノコ)


牡丹には、誰もが認知できる明確さ・明るいなどという意味があります。素札というのもあって常識範囲内でよい商品だと感じると思いました。牡丹は十二支で午(うま)を表します。午は方角でいうと南にあたり、太陽の動きでいうと最も高くなるときを指します。ピーク、はっきりする、試験といった白黒はっきりさせるといった抽象的概念があります。ということで検定試験を受けるのにはピッタリの問題集でこれ選んで良かった!と感じていると思いました。

マリオに出てくるスーパーキノコが描かれていて、このキノコを食べることでマリオは2倍の大きさになってパワーアップします。たとえダメージ受けたとしてもミスにならずマリオがもとの姿に戻るだけです。素札で静的なので、プチHAPPY!といった予想を立てていました。

が、次女が帰宅後「問題集すぐいるんだけど…早く届く?」などと言い始めました。「何で最初から言わんのよー」、ブチっときましたが主人にすぐそのことをLINEしました。メルカリはいつ届くか不確定なので今回は無しという判断をし、本屋で即購入です。

そして主人に連絡したときに、実は私がお願いした出品者から購入していなかったことを初めて知りました。一連の流れから、今回の花札を改めて見直しました。

松にはとどまる・動きが鈍いとあります、他にも山とか隠れたもの、山は高くて険しいというイメージからまだ先は長いといった抽象的概念もあります。「おー、確かに動いてなかった…」カメックの描き方も、暗い感じで何だか遠くを見つめてて手元にはなかなか届きそうにない雰囲気ですね。もっと次女から話を聞いてから購入先を決めれば良かったです。この札には、いったん見直すというのも含まれるようです。

牡丹には明確さやはっきりするという意味があります。他にも分別するとか線引きするなどがあり、切り離すといった抽象的概念もあります。「おー、確かに離されてますね…」牡丹が出たからこれで決まり!と思ってしまいがちで、実はこの札は要注意です。結果を出すといった良い意味もありますが、離れる・別れるといった意味合いもあるので、十二支の関係性もヒントに考える必要がありますね。

この問題集が手元に届く方法が全く予想もしていなかった展開で驚きましたが、この本は次女にとってはとてもよきパートナーとなって、結果を出せるものになるんではないかなと思います。

十二支には助け合う関係や邪魔し合う関係、破壊する関係など様々な関係性があります。今回占って出た札は、松と牡丹で丑と午の関係になります。この関係性はなんだかイライラする、邪魔される、穏やかにブレーキをかけられるといった間柄になります。うーん、なるほどです。

花札は占的に対して素直にはっきりそのままを伝えてきます。しかし十二支にはたくさんの象意があるので、質問者の背景や状況などもしっかり踏まえた上で判断していかなければなりません。十二支の関係性や季節や方角にも対応しているので、みるファクターはたくさんあるんですね。シンプルですが実は奥深いと感じてます。ということで、今回の例は面白い結果となりましたね。これからも占い実践体験談を載せていきますのでお楽しみにです~。

 

HESUN ヘスン

 

 

 

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ヘスン

1972年島根生まれ。愛媛・松山を中心に占い師として活動しています。詳しくはこちらから。ご相談やイベントのご依頼はこちらから。Instagramもやっています。

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